2010年4月14日水曜日

VA方式

VA方式とは、液晶パネルの液晶分子の配列方向の一種で、電圧がかかっていないときにパネル面に対して垂直方向を向く方式。電圧をかけるとパネル面に対して平行になり、光を通す。電圧がかかっていないときに光を遮断するノーマリーブラック型の液晶パネルとなる。 電圧をかけたときにすべての液晶分子が同じ方向を向いてしまうと狭い範囲からしか正常に見えなくなってしまうため、実際の製品では画素をいくつかの領域に分け、それぞれ別の方向に分子を倒すよう工夫されている。これをマルチドメイン化あるいはマルチドメイン設計という。VA型液晶には富士通のMVA、シャープのCPA、サムスン電子のPVAなどの種類がある。

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